近年ではレスポンシブ対応のサイトが増えています。

レスポンシブ対応とは、使う通信機器に関係なく同一のサイトが表示出来ることを言います。

モバイルでインターネットができる環境が広がり、パソコンよりもスマホやタブレットでサイトを閲覧する方が増えています。

いちいちパソコン用やスマホ用とタブレット用のそれぞれの機器にあった表示ができるサイトを作成するよりも、通信環境に合わせて自動的に表示を合わせられるサイトを作った方が効率が良くなるでしょう。

大手の企業サイトを中心にレスポンシブ対応のサイトを構築する動きが広がっています。

通販会社を例に取ると若い女性を中心に、パソコンよりもスマホやタブレットから閲覧して購入手続きを勧める方が増えています。

アプリを使ってサイトに手間なく繋げられますし、登録をしておけば自動ログインも可能です。

また、気に入った商品を登録しておけば、再入荷や値下がりした時のお知らせもショップアプリやSNS等を使ってプッシュ通知を送信するように設定できますので、確実にほしい物を入手できるのもメリットになるでしょう。

一方で、中年以降やシニア層の男性ではパソコンで購入する方も多いです。

大きい画面から商品画像や商品紹介文を確認してじっくりと吟味できますし、SNSを使わない方にとってはショップ担当者とメールでのやり取りをしやすいこともあるでしょう。

双方の機器を使うメリットがあるので、レスポンシブ対応のサイトを作っておいた方が企業側でも手間がかからないです。

大手の検索サービス会社の方策にも影響を受けていることも、レスポンシブ対応のサイトが増える一因となっています。

利用者の増加からパソコンのサイトでの検索結果よりも、スマホやタブレット用に最適化されたサイトを優先に上位表示すると明言されていることが拍車をかけています。

パソコン向けのサイトを修正してスマホ向けにすると表示までに時間がかかることが予想されるので、レスポンシブ対応のサイトを作るにはデータの処理能力が低いスマホ用サイトから作る必要があります。